20年間使ってきた包丁が
かなりすり減って短くなってきたので
新しい包丁を購入しようか考えていたときに
ふと20年前使ってた包丁がまだあったことを思い出しました。
まるでまた出番がやってくることをわかっていたように…その包丁は家の倉庫の奥のほうに眠っていました。
鞘に入れてあったので包丁の鋼は 20年間使ってなかったとは思えないほどきれいな状態で
その包丁をゆっくり、ゆっくりと砥石で研いでいく。
そうするとだんだん本来の姿の道具として輝いてくる。
そして蘇った包丁はまるで年月を感じさせない
試しに食材を色々と切ってみると
切れ味が20年前と変わらないことに驚く。
包丁っていうものはそれぞれ切れ味に個性がある。
その切れ味を感じながら調理をしていると
当時の記憶までも蘇ってくる。
この20年前の包丁のおかげで少し不思議な体験をしました。
これからまたこの包丁を握って年月を過ごすことになるでしょう。
まるで昔の相棒が帰ってきたような感じです。
またよろしく!
今日もお疲れ様です。